日本の影絵作家の第一人者として有名な、藤城清治さん。
藤城清治さんの影絵はすばらしいメルヘンの世界ですね。
多くの方が一度は見たことがあると思います。
【きょう開幕】「藤城清治101歳展 生きている喜びをともに」グランフロント大阪で2026年1月4日(日)まで
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) October 21, 2025
日本の影絵作家の第一人者。8年ぶりの大阪開催となる本展では、「日本一大阪人パノラマ」などの大型作品をはじめ、101歳を超えて制作した新作も多数展示されます。https://t.co/LP4NVbG7B9 pic.twitter.com/lDp97qZCHQ
「銀河鉄道の夜」や「アンデルセン童話」などの作品や「ケロヨン」で有名ですよね。
アキバ行って帰りにホビロビ寄る。藤城清治コレクションのケロヨンが欲しいが1300円のブラインドに躊躇。が、エイヤと買ったらケロヨン出た。うれしい。うれしいぞ。 pic.twitter.com/onLXHQzQgu
— オリテクさしだ (@oritech) November 15, 2023
私も上記の絵画展を見に行くためチケットを買いました!
そんな藤城清治さんの学歴、生い立ち、経歴など、いろいろ気になることを紹介していきます。
この記事では以下の事を紹介します。
藤城清治は何歳になる?
藤城清治さんは2025年の誕生日になんと101歳になりました!(上記のポスターの絵でばれてますね💦)
生年月日は1924年(大正13年)4月17日生まれ。
そして、今も現役で作家として活躍されています。長生きされているだけでも凄いのに、まだ作家をされているなんて信じられませんね。
最近テレビで見たのですが、カミソリを使って紙を切っている手先は、101歳の方の手とは思えないくらい凄く滑らかな手の動きでした。本当に神業です!
藤城清治の学歴は?
藤城清治さんの学歴は以下の通りです。
1936年(昭和11年)12歳の年に慶應義塾普通部(旧制)入学。
1940年(昭和15年)慶応義塾大学経済学部予科入学。(現在の高校)
1943年(昭和18年)海軍予備学生となり、翌年20歳で少尉任官。
1946年(昭和21年)慶応義塾大学復学(大学2年)。
1947年(昭和22年)慶応義塾大学経済学部卒業。
藤城清治の生い立ちや経歴は ?
藤城清治の生い立ちと家族
1924年(大正13年)3人兄弟の末っ子として東京で生まれます。
お父さんは三菱銀行に勤務する銀行員、お母さんは元小学校教員でした。
藤城清治さんの兄弟はお兄さんとお姉さんです。 5人家族ですね。
お父さんが影絵が大好きで、その影響でお兄さんとお姉さんも影絵を作って遊んだり、お父さんの影絵をみたりしていたそうです。
そんなお兄さんとお姉さんの影響を受けて、藤城清治さんも影絵を作り始めました。
小さいころから画才があり、影絵の技術を磨いています。
1950年に滝山千代さんと結婚しました。 年齢は藤城さんと同い年です。
奥さんのことは特に公表はありませんので一般人と思われます。
妻・千代さんは2006年に82歳で亡くなられています。
藤城清治さんには娘さんがいます。藤城亜紀さんといいます。
藤城亜紀さんは「藤城清治美術館」の館長をしています。現在61歳です。
館長の仕事以外に藤城清治さんのサポートなどもされているそうです。
藤城亜紀さんが結婚しているという公表はありません。おそらく独身と思われます。
藤城清治のお姉さんも滝山千代さん
お姉さんの名前も千代さんで、人形劇の仲間と人形劇団「ジュヌ・パンドル」を結成しています。
メンバーの中の一人である夫の滝山正夫さんと結婚し、滝山千代さんとなりました。
奥さんは旧姓滝山千代さん、お姉さんは結婚して滝山千代さんになりましたが、なんかちょっとややこしいですね~っ。
お姉さんの滝山千代さんは、影絵と人形劇の伝道者として日本だけでなく世界にも影絵と人形劇のすばらしさを伝えたそうです。
藤城清治さんにとってお姉さんの存在は大きかったようです。
残念ながら藤城清治さんのお兄さんに関しては公表されていませんでした。
藤城清治の経歴
藤城清治さんの経歴を簡単に紹介します。
幼少期から仙波均平に水彩画や油絵、エッチングを学ぶ。
慶応大学予科(高校)では、猪熊弦一郎・脇田和氏に師事。
1946年(昭和21年)に慶應義塾大学時代に講師の小澤愛圀(よしくに)により、人形劇、影絵を知る。
1948年(昭和23年)「暮らしの手帳」で影絵連載開始。
1950年(昭和25年)初の影絵絵本『ぶどう酒びんのふしぎな旅』出版
1956年(昭和31年)影絵劇「銀河鉄道の夜」が1956年度国際演劇参加読売児童演劇祭奨励賞、日本ユネスコ協会連盟賞受賞。
1966年(昭和41年)テレビ番組『木馬座アワー』でキャラクター「ケロヨン」が大人気となる。
1983年(昭和58年)絵本『銀河鉄道の夜』がチェコの国際絵本原画展BIBにて金のリンゴ賞を受賞。
1989年(平成元年)紫綬褒章受章。
1995年(平成7年)勲4等旭日小綬賞
2004年(平成16年)アメリカのニューヨーク、ワシントンにてそれぞれ個展を開催。
以降も全国各地の美術館にて精力的に展覧会を開催している。
101歳になる藤城清治さん。経歴も凄いですね!
まとめ
今回は藤城清治さんの記事で以下の事を紹介しました。
藤城清治さんは2025年現在で101歳になります。
最終学歴は慶応義塾大学経済学部卒業です。
1924年(大正13年)3人兄弟の末っ子に生まれ、両親、兄と姉の5人家族です。
奥さんは千代さんで、2006年に82歳で亡くなられています。
娘さんの藤城亜紀さん(61歳)は「藤城清治美術館」の館長をしています。
藤城さんは、幼少期から絵画やエッチングを学び、学生時代に人形劇や影絵と出会っています。
人形劇「銀河鉄道の夜」で1956年度国際演劇参加読売児童演劇祭奨励賞、日本ユネスコ協会連盟賞受賞、テレビ番組『木馬座アワー』ではキャラクター「ケロヨン」が大人気となります。
「ケロヨン」は今でも親しまれています。
以降も全国各地の美術館にて精力的に展覧会を開催しています。
藤城清治さんがこれからも現役で活動されるのを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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